
不定期掲載・第2弾 僕だけが知っているVAIWATTヒストリー ある日、VAIWATTが初の海外遠征Anaheimでのライブを終えてからしばらく、KENさんから一本の連絡がありました。 「アメリカで世話になった知人が重い病を患い、命の危機に瀕している。
助かる可能性がある方法の一つが、骨髄移植のドナーを見つけることだ。俺はドナーとして提供するつもりだ。」 KENさんのその言葉には、強い決意が込められていた。
当然ながら、骨髄提供にはリスクが伴います。しかし彼に迷いはなかった。
そして、彼は続けました。
「もし・・・、俺が適合しなかった場合、 ユウジもドナー提供を考えてくれないか?」 とても、苦しそうにそう言ったKENさんの声が、今でも耳に残っています。
ドナーを探しているのは共通の知り合いでした。 いつも仲間のために、実際に行動するKENさんが、自分の気持ちを押し殺してまで相談してきた。
その姿に、彼の真っ直ぐな生き方を感じました。
(この事は、当時ツアーに着いてきた日本人クルーは誰も知らないだろう?)
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